【害獣対策】ハクビシンの足跡はどう見分ける?屋根裏・庭の跡と似た動物の違い

当ページのリンクには広告や商品リンクが含まれている場合があります。
ハクビシンの足跡はどう見分ける?屋根裏・庭の跡と似た動物の違いを紹介するイラスト

庭や雨どいの下に手形のような跡があっても、指の本数だけでは動物を決められません。 ハクビシンかを考えるときは、指と肉球の形、前後の足、続く跡を見比べます。 欠けた指を想像で補わず、まずは安全な場所から写真を残しましょう。 前後足を比べられる資料と、足跡から分かること・分からないことを整理します。

女性

指が5本あるように見えます。 家にハクビシンがいるのでしょうか?

タケル

5本指だけでは種類も、家の中にいるかも決まりません。 跡の形と続き方を残し、屋内の音やフンなど別の痕跡も分けて見ましょう。

目次

ハクビシンの足跡は、指・肉球・前後の足をセットで見る

  • 5本指だけでなく、指の長さと肉球の形を見比べます。
  • 前足・後足と分かる資料を使い、不鮮明な跡を無理に当てはめません。

足跡の指の形と肉球を確認する

農林水産省は、ハクビシンの足跡を、丸い手のひらに短い5本指が付く形と説明しています。 指が長く伸びた跡か、肉球の周りに短い指が付く形かを見比べてください。 ただし、土の状態や跡の残り方によって見え方は変わります。

前足・後足の資料を見る

昭島市のハクビシン・アライグマの足跡資料には、各動物の前足・後足が示されています。 「ハクビシンの足跡」の欄で前後を確かめ、その後にアライグマの欄と比べましょう。

農林水産省の4種の足跡の目安図(PDF22ページ目・冊子20頁)では、種ごとの指や肉球の違いを確認できます。 この図は4種を1つずつ示す目安で、前足と後足を並べた図ではありません。 資料の図と似ていることだけで、自宅の跡の動物を確定しないでください。

前足・後足と歩いた並びを比較する

一つの跡だけでなく、前後に続く跡と、その並びも写真に残します。 一つずつ離れた跡か、別の跡が重なった部分かを分けて見ましょう。

筑波大学の資料は、ハクビシンが歩くときは後足の足先を着くと説明しています。 そのため、後足も前足と似た跡になるとされています。 見た目の大小や、写真の手前・奥だけで前足と後足を決めないでください。

筑波大学のハクビシンの足跡写真(PDF21ページ目・冊子20頁)には、雪上の跡が掲載されています。 雪と土、屋内の汚れでは残り方が異なるため、同じ形になると考える必要はありません。

跡を探すために屋根裏へ入り、天井板の上を歩くことは避けてください。 見えない部分は、未確認として相談できます。

参考資料:農林水産省|野生鳥獣被害防止マニュアル・中型獣類編(2018年)

ハクビシン・アライグマ・イタチの足跡を見比べる

  • 長い5本指か、短い指と丸い肉球かを、はっきり残った跡で比べます。
  • 指が欠けた跡や重なった跡は、種類不明のまま残します。

アライグマの手形に似た足跡との違い

アライグマは長い5本指が分かれ、人の小さな手形に似た跡が手がかりになります。 ハクビシンとは、指の長さと足全体のまとまり方も比べましょう。

コスタリカで撮影され、撮影者がアライグマの足跡として公開した砂上の跡
写真「Raccoon tracks.jpg」/© Hans Hillewaert/CC BY-SA 3.0(表示用縮小・圧縮、トリミングなし)。

2009年にコスタリカのカウイータ国立公園で撮影された写真です。 アライグマの足跡という説明は、撮影者の記載によるものです。 この写真では、前足・後足の対応や実寸は示されていません。 ハクビシンの足跡や、日本の被害現場を写した写真ではありません。 見えにくい指を補わず、写っている範囲だけで比べてください。

泥で広がった跡や前後の足が重なった跡なら、数えられる部分だけを記録します。 輪郭が分からなければ「種類不明」のまま写真を相談先へ見せましょう。

イタチ・ネコなど似た足跡との違い

地域で見られる動物によっては、イタチやネコなども候補になります。 小さい跡だからイタチ、大きい跡だからハクビシンとは決められません。 指の形、肉球、爪跡と、足音や食べ跡なども合わせて伝えましょう。

候補資料にある足跡の手がかりと注意点
ハクビシン丸い手のひらと短い5本指。すべての指が跡に残るとは限らない
アライグマ長い5本指が分かれ、人の手形に似る。泥や重なりで見え方が変わる
タヌキ4本指で犬に似る。欠けた5本指の跡とは区別が必要
アナグマ5本指と長い爪跡が手がかり。一つの不鮮明な跡だけでは決めない

この表は候補を考える目安です。 指が見えない部分を補って、表のどれかに当てはめる必要はありません。

動物の姿も見た方は、姿から似た動物を見分けるポイントで顔や尾の特徴と照合できます。 体形や食べ跡の資料には、神奈川県|間違えやすい動物の特徴もあります。 足跡の特徴と、姿や食べ跡の情報は分けて記録しましょう。

足跡がぼやけていても、消える前に写真と場所を残す

  • 全体の場所と、はっきりした跡の近景を分けて撮ります。
  • 大きさを測れなければ、測っていないと伝えられます。

足跡の全体・近景と見つけた日を残す

安全に立てる場所から、どこに跡があるか分かる全体写真を撮ります。 近づかず撮れる場合だけ、形の分かる跡の近景も残してください。 撮影日と、庭、通路、雨どいの下などの場所も控えましょう。

例えば「庭の土に跡/右側は雨で不鮮明/指は数えられない」と書けます。 これは記録方法の例で、実際の被害事例ではありません。 はっきりした所と不明な所を分ければ、無理な判定をせず相談できます。

安全に置ける場所だけ大きさの目安を添える

安全な地上なら、跡を踏まない位置へ定規などを置いて撮影できます。 動物やフンが近い場合、高所や不安定な場所では、測るために近づかないでください。

比較する物がない写真は、実寸不明のまま残します。 後から画像の倍率を変えても、実際の大きさが分かる資料にはなりません。

ハクビシンの足跡だけなら、被害と出入りを分けて確認する

  • 庭を通った痕跡と、建物内部へ出入りした記録を区別します。
  • 足跡だけで、現在の屋内生息や工事の必要性を決めません。

一度の足跡と繰り返す屋内侵入を区別する

庭に一度跡があったことと、家の中に住みついていることは別です。 目立つ被害がなければ、餌になる物を片付け、変化を記録するところから始めましょう。 一度の足跡だけを理由に、すぐ駆除工事を契約する必要はありません。

軒や隙間で動物を見た場合も、姿を見ただけか、内部への出入りを見たかを分けます。 見えていない屋根裏の状態を、庭の跡から決めないでください。

フン・食べ跡・屋根裏の音も照合する

フン、食べ跡、屋根裏の音があれば、発生した場所と日も残します。 足跡と同じ動物が原因かは、別の情報も合わせて考えましょう。

足跡は一つの候補に見えても、ほかの動物の痕跡が混じる可能性を残します。 相談では、分かっている点と不明な点を分けて伝えてください。

フンも見つかった場合は、屋根裏のフンの確認と清掃前の注意を読んで安全な確認を続けてください。

ハクビシンと確認できた方は、ハクビシンの予防と屋根裏対策で場所に合う方法を確認できます。

参考資料:葛飾区|アライグマやハクビシンの被害を防ぐために

動物が分からない足跡は、写真を使って相談する

  • 種類を自分で確定してから、連絡する必要はありません。
  • 庭・畑の被害と屋内被害を分け、窓口の対応範囲を確認します。

庭・畑の足跡は自治体の担当窓口へ

庭や畑の跡は、自治体の鳥獣・農業担当窓口へ写真と場所を相談できます。 通過跡だけか、作物の食害などもあるかを伝えましょう。 写真の確認や現地調査に対応するかは、地域ごとに確かめてください。

昭島市は、農地で見かけたアライグマ・ハクビシンや痕跡を、担当課へ連絡するよう案内しています。 これは同市の農地についての案内で、全国の自治体が同じ対応をするわけではありません。

屋内被害が続く足跡は侵入調査の内容を比較する

屋内の音やフンも続く場合は、侵入調査でどこまで確かめられるかを聞きます。 種類、侵入口、清掃や封鎖の必要性を分けて説明してもらいましょう。

写真だけの判定や現地確認が、必ず無料とは限りません。 調査や出張の費用、見積もり後に断る場合の費用を、訪問前に確認してください。

問い合わせでは、次のように伝えられます。

足跡の写真と発見日がありますが、種類は分かりません。

屋内の音やフンもあるので、どこまで調べられるか教えてください。

調査・出張費と、見積もり後に断る費用も知りたいです。

屋内の音やフンも続く場合は、家屋侵入を調べる業者の対応条件を比較するで相談先を検討できます。 庭の通過跡だけなら、まず地域の窓口へ対応を確認しましょう。

参考資料:環境省|捕獲許可制度の概要、国民生活センター|害虫・害獣駆除のトラブルにご注意

ハクビシンの足跡のよくある質問(FAQ)

5本指の足跡なら、アライグマで間違いありませんか?

5本指は、アライグマだけの特徴ではありません。 ハクビシンやアナグマも候補になるため、指の長さや肉球、爪跡も比べます。 数えられない指を想像で補って、種類を断定しないでください。

足跡が4本指に見えたら、ハクビシンではありませんか?

一部の指が残っていない可能性もあり、それだけでは除外できません。 欠けた跡や重なった跡は、分からないものとして記録します。 別にはっきりした跡があれば、安全な位置から一緒に撮りましょう。

雨で足跡が消えてしまったら、もう相談できませんか?

写真と場所、発見日時があれば、その情報で相談できます。 写真がなければ、見えた場所と形、分からなかった点を伝えましょう。 跡を作るために餌を置いたり、粉を撒いたりする必要はありません。

足跡だけで、すぐ業者へ依頼する必要はありますか?

足跡だけなら、まず被害の有無を確認しましょう。 庭を通過した跡だけで、駆除工事が必要とは決まりません。 屋内のフンや物音も続く場合は、侵入調査の範囲と費用を確認できます。

まとめ│足跡は複数の特徴で比べ、被害の有無から次の対応を決めよう

  • 指・肉球・前後の足を、はっきりした跡や資料で比べる。
  • 欠け・重なり・大きさ不明の部分を、想像で補わない。
  • 庭の通過跡と屋内被害を分け、状況に合う窓口へ相談する。

足跡が不鮮明でも、安全に見える範囲の写真と位置は相談の材料になります。 見えない指や、見ていない屋根裏の状態を推測で埋める必要はありません。 屋内の音やフンも続くかを見てから、庭・畑の窓口か住宅の調査かを選びましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次