【害獣駆除】アライグマ対策は何から?庭・家の被害を防ぐ方法と捕獲の注意点

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アライグマ対策は何から?庭・家の被害を防ぐ方法と捕獲の注意点を紹介するイラスト

庭にアライグマらしい動物が来ると、家やペットへの被害が心配になります。 まずは近づかず、餌になる物と被害の場所を確認してください。 庭への立ち寄りと屋根裏への侵入では、必要な対策が変わります。 害獣駆除を頼むか迷ったら、被害の場所と、自分で続けられる管理を分けて考えましょう。 この記事では、予防の方法、捕獲前の手続き、自治体の支援条件を説明します。

女性

庭にアライグマがいます。自分の敷地なら捕まえてもいい?

タケル

捕獲前に、自治体へ手続きとわなの管理条件を確認してください。家族やペットを離し、まずは餌になる物を片付けましょう。

目次

アライグマを見たら、近づかず家族・ペットとの距離を保つ

見かけた動物を追いかけて、正体を確かめる必要はありません。 人や飼育動物との距離を保ち、安全な場所から情報を残します。

種類が不明な方は、アライグマと似た動物の外見を比べるで顔や尾の違いを確認できます。

尾・顔と安全な写真から種類の候補を確認する

アライグマには目の周りの黒い模様や、尾の縞模様が見られます。 顔の模様だけではタヌキなどと見間違えるため、尾や全身も見える範囲で確かめましょう。 写真を撮るために距離を詰めたり、ペットに追わせたりしないでください。

庭・池・屋根裏の被害場所を記録する

見た場所、日時、進んだ方向を記録します。 池の魚が減った、フンが増えた、屋根裏で音がするなど、実際の変化も分けて残してください。 庭で一度見ただけでは、家の中にいるとは限りません。

参考資料:葛飾区|アライグマやハクビシンの被害を防ぐために、神奈川県|間違えやすい動物の特徴、大阪府|野生動物の出没について

庭のアライグマ対策は、餌と飼育する魚の防護から始める

まず見直したいのは、食べ物を得られる状態です。 姿を見かけたことだけを理由に、家全体の工事を決める必要はありません。

生ごみ・落果・ペットフードを放置しない

生ごみは開けられにくい容器に入れ、落果や食べ残しを片付けます。 屋外に置いたペットフードは、給餌後に回収しましょう。 意図せず餌場を作っていないか、家族とも見直してください。

池・飼育容器のふたや金網の条件を確認する

池や飼育容器は、手を差し込める隙間や、ずらせるふたがないか確認します。 江戸川区は、水槽のふたや金網をこじ開けて魚を食べる場合があると案内しています。 同区は、丈夫な金網を使い、カギを付ける対策を挙げています。 金網を載せるだけでなく、開く部分と固定方法が合うかを販売店などに相談してください。 魚の世話や水換えを妨げない防護にすることも大切です。

気になる場所自分で見直すこと・相談すること
ごみ置き場食べ物を残さず、容器を閉めます。共同管理なら管理者と分担を決めます。
果樹の下落果を回収します。残る実や木の防護方法も確認します。
池・飼育容器手が入る隙間やふたのずれを確認します。固定方法と飼育への支障を販売店などに相談します。
軒・屋根裏地上から出入りを記録します。内部に動物が残っていないか、侵入経路と併せて調査を相談します。

参考資料:大阪府|知って防ごうアライグマの被害、江戸川区|アライグマ・ハクビシンにご注意

屋根裏のアライグマは、フン尿と出入りを調べてから対策する

屋根裏の音やフン尿が続く場合は、庭の餌対策だけでは足りない可能性があります。 ただし、動物が中にいるまま穴を塞がないことが先決です。

追い詰めず、子や内部残留の確認を相談する

天井を叩いたり、出入口へ追い詰めたりしないでください。 複数の個体や子が残っていないかは、外へ出た一匹を見るだけでは分かりません。 江戸川区は、春から初夏に出産し、屋根裏や壁の隙間で子育てをすると案内しています。 季節だけで子の有無を決めず、確認できない場所を調査先へ伝えましょう。

退出確認後の封鎖・清掃・補修を検討する

退出と内部の状態を確認したうえで、侵入口への対策を考えます。 フン尿の除去、消臭、傷んだ建材の補修は別の作業です。 調査写真で場所と汚れの範囲を確かめ、必要な処置を説明してもらいましょう。 捕獲できたことと、家の汚れや侵入口が改善したことは分けて確認します。

屋根裏にフンもある場合は、屋根裏のフン清掃の判断と注意点で無理に片付けない条件を確認してください。

アライグマの捕獲・移動は、自分の敷地でも自治体へ確認する

アライグマは特定外来生物です。 自宅の敷地であっても、市販のわなを買えば自由に捕獲・移動できるとは考えないでください。

捕獲の許可・登録とわなの扱いを聞く

自治体の鳥獣・外来生物の担当へ、被害場所と捕獲を考えていることを伝えます。 捕獲には、鳥獣保護管理法の許可や、外来生物法に沿った防除の手続きが関わります。 どの手続きで行うかは地域で違うため、登録やわなの扱いも含めて確認してください。 農地向けと住宅向けで、案内先や支援対象が異なることもあります。

捕まえたアライグマを別の場所へ放さない

捕まえた個体を、山や別の公園へ自己判断で放さないでください。 外来生物法では、飼育・保管・生きたままの運搬などが原則禁止されています。 法律に沿った防除で認められる保管・運搬と、個人的な持ち帰りは別です。 捕獲後の対応まで自治体へ確認し、手順が決まる前にわなを設置しないようにしましょう。

参考資料:環境省|捕獲許可制度の概要、大阪市|アライグマについて、環境省|外来生物法で規制されること、環境省|アライグマ防除の手引き(2025年3月改訂、14〜16・33〜34頁)

自治体のアライグマ支援は、対象と自分が行う作業を確認する

自治体の支援内容は地域ごとに違います。 制度があるかだけでなく、利用者が何をするのかまで確かめましょう。

わな貸出・見回り・回収の条件を聞く

貸出料金だけで決めず、動物が入った後まで自分が担えるか確かめてください。 同じ「わなの貸出」でも、利用者と業者の分担は地域で違います。 以下は3つの地域の例で、ほかの地域にそのまま当てはまるわけではありません。

葛飾区の例 所有・管理者が1日1回見回り、捕獲したら業者へ連絡することが条件です。 餌の補充も、所有・管理者が行います。

大阪市の例 貸出は1台、期間は原則2週間です。 設置先は、生活環境被害がある借受者所有の居宅敷地内で、安全な場所に限られます。 貸出条件では、餌や扉の管理に加え、次の対応も借受者が担います。

  • アライグマ以外の動物が誤って入った場合の放獣。
  • 設置中のわなの中で死んだ動物の処分。
  • 委託業者が回収するまでの、捕獲したアライグマの管理。

大阪市は、こうした対応の方法を、貸出時に委託業者が説明するとしています。 放し方や処分方法を自己流で決めず、借りる前に説明を受けましょう。 対応が難しい場合は、その事情を窓口へ伝えてください。

札幌市の例 2026年度の委託仕様では、毎日の見回りは依頼者が行う形です。 対象外の動物の捕獲やわなの異常で緊急連絡があれば、受託業者が必要な対応を行います。 対象外の動物を放すことや、瀕死・死亡時に市の指示を受けることも業務に含まれます。 業務の対応時間は、土日祝日等を除く8時45分〜17時15分です。 これは委託業務の定めで、利用者向けの全国共通の条件や即時対応の保証ではありません。

窓口への問い合わせには、次の確認表を使ってください。 当サイトが相談用に整理したもので、各自治体の正式な申込書ではありません。

借りる前の確認事項窓口に聞く内容
毎日の見回り・餌誰が、どの頻度で行いますか。不在になる日の扱いはどうなりますか。
アライグマが入ったときどこへ連絡し、誰がいつ回収しますか。待つ間に自分が行う管理は何ですか。
別の動物が入ったとき連絡先と対応する人は誰ですか。自分で対応できない場合はどうしますか。
わなの中で衰弱・死亡したとき誰が確認・回収・処分を行いますか。必要な費用はありますか。
夜間・休日・窓口の休み連絡先と対応可能な時間はいつですか。回収できない間の管理はどうしますか。
途中でやめたいとき返却や中止の連絡先はどこですか。設置中のわなは誰が片付けますか。

休日にも平日と同じ対応があるとは考えず、住んでいる地域の連絡先と管理方法を確かめましょう。 見回りや動物への対応を続けられないなら、わなを設置する前に窓口へ相談してください。

参考資料:葛飾区|アライグマやハクビシンの被害を防ぐために、大阪市|アライグマについて、札幌市|2026年度アライグマ等捕獲処理業務仕様書(1〜2頁)

自治体の支援に家の清掃・封鎖が含まれるか確認する

捕獲支援があっても、屋根裏のフン清掃や建物の封鎖まで含むとは限りません。 江戸川区の捕獲用わなは、庭や駐車場などの床置きに限られます。 天井裏や床下など、特殊・危険な場所の捕獲は別の相談先を案内しています。 支援で受けられる作業と、自分で手配する作業を書き分けます。 「自治体へ相談すれば全部無料」と考えず、自己負担や対象外の条件を聞きましょう。 賃貸や共同住宅なら、わなの設置や工事を決める前に管理会社・所有者にも相談します。

参考資料:江戸川区|アライグマ・ハクビシンにご注意

アライグマ業者を比べるときは、行政支援との重複を避ける

住宅の調査や施工を頼む場合は、行政が行うことと重ならない内容で見積もりを取ります。 相談した段階で、すべての作業を契約する必要はありません。

捕獲・清掃・封鎖の必要範囲を整理する

自治体に確認した内容と、残る困りごとを業者へ伝えてください。 見積書では捕獲対応、フン尿の処置、侵入口の封鎖、補修を分けてもらいます。 一式の金額だけでなく、施工箇所と作業数量、必要な理由を確認しましょう。

地域・建物・調査費と保証対象を確認する

訪問前に、住所と建物が対象か、調査だけで終えた場合の費用を聞きます。 施工後の保証は、どの場所の再侵入が対象か、追加料金があるかまで聞いておきます。 その場の契約を急がず、作業範囲と税込総額がそろった提案を比べましょう。

問い合わせでは、次のように伝えられます。

アライグマの被害があり、自治体の支援を確認中です。

家の清掃・封鎖で必要な箇所と、その費用を分けて見積もれますか。

自治体の支援範囲を確かめたうえで、家の清掃や封鎖が必要な場合もあります。 その場合は、アライグマ対応の地域・施工範囲で業者を比較するで見積もり先を検討できます。

対応する住所の候補を探す場合は、セーフガードの対象市区町村・調査条件を確認できます。 対象市区町村・建物・調査費の条件を確かめてから検討してください。

参考資料:国民生活センター|害虫・害獣駆除のトラブルにご注意

アライグマ対策のよくある質問(FAQ)

昼間に庭へ来る動物も、アライグマですか?

昼間に見たことだけでは、種類を判断できません。 顔や尾の模様、体形、足跡などを合わせて見比べましょう。 安全な距離から撮れた写真があれば、自治体などへの相談に役立ちます。

子アライグマだけなら、自宅で保護してよいですか?

自己判断で捕まえたり、自宅で飼ったり、車で移動させたりしないでください。 子でも、特定外来生物としての規制を考える必要があります。 見つけた場所と様子を自治体の担当へ伝え、対応を確認しましょう。

市役所に相談すると、アライグマを無料で駆除してくれますか?

無料で行う作業や支援の対象は自治体ごとに異なります。 捕獲の支援があっても、住宅内の清掃・封鎖・補修が含まれるとは限りません。 被害場所を伝え、利用条件と自分で手配する範囲を聞いてください。

わなを借りれば、見回りや回収も自治体に任せられますか?

貸出しだけで、すべて任せられるとは限りません。 毎日の管理に加え、対象外の動物やわなの中で死んだ動物への対応も確認してください。 休日の連絡先と、回収を待つ間に自分が行う管理も聞いておきましょう。 決められた管理を続けられない場合は、その事情も窓口へ相談してください。

まとめ│アライグマ対策は餌と防護を見直し、行政支援と住宅施工を分けよう

  • 家族や飼育動物を近づけず、餌と防護を管理する。
  • 捕獲前に、自治体へ手続きとわなの管理条件を確認する。
  • 清掃・封鎖が必要な範囲だけ業者の見積もりを比べる。

庭で見かけた段階なら、餌と池・飼育容器の防護から始められます。 わなを借りる場合は、毎日の見回りだけでなく、予定外の捕獲や休日の分担も確認します。 自分で対応できない点を先に伝え、続けられる対策を相談しましょう。

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